英会話が慣れてきたころだとしても緊張するのが電話。
電話でビジネスの話をすることはなかったとしても…
例えばこんなシチュエーションはありませんか?
アメリカ支社にいる日本人のスタッフに電話をかけたい。
でも最初はアメリカ人が英語で電話対応に出た!
こんなときはどうしても最初だけは英語で話さないといけないので緊張しますよね。
今回は初級編ということで、電話にどうやって出るのかどうやってかけるのか、の部分についてまとめてみました。
この記事の目次
どの電話でも使える基本英語フレーズ
英語初級者に向けた簡単な基本フレーズです。
ただ、中級者でも上級者でも経験がなければ電話って緊張しますよね…!
後でよく考えれば簡単に出てくるフレーズでも、その場でパッと出てこない時もありますので一応復習しておきましょう。
基本の基本フレーズ
電話に出る場合、電話をかける場合、どちらでも使えるフレーズ。
Hello. もしもし
This is Hanako. 花子と申します。
電話の時はThis isが自然です。
This is Hanako speaking. とspeaking をつけることも多いですね。
Can I speak to Ms.Smith? スミスさんいらっしゃいますか?
I'll call her back. かけなおします。
後ろにつけて、より明確にすることもできます。
- later 後で
- in 30 minutes 30分以内に
- in the evening 夜に
- tomorrow 明日
重要 In + 何分/何時間で「〜以内に」という表現になります。
Just a moment. 少々お待ち下さい。
Hold on. 少々お待ち下さい。
pleaseをつけると少し丁寧になります。
I must have the wrong number. 番号間違えました。
You must have the wrong number. 番号間違えてますよ。
It’s wrong numberとかでもOK。
聞き取れなかった時などの表現
なんと言ったのか英語自体がわからない場合、また声が聞こえづらくてわからない場合。
こんな表現を使ってみましょう。
Can you say that again? もう一度お願いします。
I couldn’t catch. わかりませんでした。(聞き取れませんでした)という表現も使えます。
I can't hear you. (声が)聞こえません。
Can you speak more louder? もう少し大きな声でお願いします。
Can you hear me? 聞こえますか?
伝わらない…そんな時は
「単語や名前などを伝えるときになかなか伝わらなくて困る…」
そういう時はアルファベット一文字一文字伝えましょう。
こんな感じ。
I'm Sho. ショウと申します。
S as in Spain, H as in HongKong and O as in Osaka.
スペインのSに、香港のH、大阪のOです。
地名や国名にすると伝わりやすい!
S for Spain でもOKです。
一応リストつくってみました!
A | America |
B | Brazil |
C | Canada/China |
D | Denmark |
E | England |
F | France |
G | Germany |
H | Hong Kong |
I | India |
J | Japan |
K | Korea |
L | London |
M | Mexico |
N | New York |
O | Osaka |
P | Paris |
Q | Quebec ケベック |
R | Rome/Russia |
S | Spain |
T | Tokyo |
U | USA/United States |
V | Vietnam |
W | Washington |
X | X-ray (X線のこと) |
Y | Yokohama |
Z | Zebra (シマウマ) |
国や地域名以外もありますが、経験上このリストだと間違いなく通じます。
特に気をつけたいのが、この組み合わせですね。日本人には聞き分けにくい場合があります。
- BとD
- MとN
- TとP
- IとY
- GとD
- GとZ
- Aと数字の8
数字が入ってくる場合はこんな感じで伝えましょう。
Your booking code is A8. A as in America and number 8.
また一文字一文字言ってほしいときはこのように言ってみてください。
Can you spell them for me? つづりを教えてください。
ビジネスシーンでの電話対応
海外支社(本社)がある場合や取引先に外国の企業がある場合はこういったシチュエーションも…?
さりげなくできるとかっこいい!
電話をかける時
This is Suzuki from ×××. ×××(会社名など)の鈴木と申します。
May I speak to Mr.Smith? スミスさんお願いします。
もちろんCan I でもOK。ちょっと丁寧に言う場合はMay I を使ってみましょう。
Please tell her to call me. 私にお電話いただけるようにお伝え下さい。
My number is 090-××××-××××. 電話番号は090-××××-××××
Can I leave a message? 伝言お願いします。
電話がかかってきた時
Hello. This is ×××. Suzuki speaking. はい、×××(会社名)の鈴木です。
○○さんお願いします。と言われて自分だった時はSpeakingでOKです。
例:May I speak to Mr. Suzuki? - Speaking.
Smith is available. スミスは対応可能です。
available という単語はめちゃくちゃ使われる表現です。
馴染みがない人はぜひ覚えておきましょう!
Smith is not available now. スミスは今対応ができません。
Can I put you on hold? 保留でお待ち下さい。
I'll transfer your call. 転送します。
He is out of office now. 彼は今外出中です。
He is away this week. 彼は今週不在です。
いついつかけなおして下さい、と付け加えるのも良いですね。
例:Please call him back tomorrow.
May I have your name please? お名前は?
まとめ:とりあえず電話の基本フレーズ
電話でビジネスの内容を話すのはまだまだ難しい…でも担当者に繋いだり最初の対応だけでもできるとかなりポイントが高い!
さりげなく練習しておきましょう。