英語

【コラム】英語が話せるってどういうこと?目標までの最初のステップ

2020年8月29日

こんにちは。シンガポール在住5年目の銀です。

この記事では、「英語が話せる」とはどういうことなのかを考えてみました。

  • 流暢な発音
  • 豊富な語彙力
  • 文法の知識

英語ができると聞くと、こういう能力をイメージしますね。

ただ、果たしてこれらの能力=英語が話せるということでしょうか。私は違うと考えます

相手の考えを聞き取り、英語で自分の意見を伝える

これが英語が話せるということです。

 

ふたつの会話を見てみましょう

会話1 JayとKen

Jay: Hi, I'm Jay. Nice to meet you. 

初めまして、Jayです。

 

Ken: Hi, Jay. I'm Ken. Nice to meet you, too.

こんにちは、Jayさん。Kenです。初めまして。

 

Jay: What do you do, Ken?

お仕事は何されてるの、Ken?

 

Ken: I work for car company as a sales manager. I am in charge of luxurious cars. But there are many difficulties in store for the Japanese economy so it is very critical situation for our department. We had just had the meeting but we could not tell with any certainty how things will turn out.

私は車の会社で営業部長として働いています。高級車の担当ですが、日本の経済が厳しい状況なので私どもの部署も危機的状況でして。今会議をしたところですが、どうにも見通しがたちませんね。

 

Jay: Oh, I see. Do you think prospective target customers of such cars can be changed in next few years?

なるほど、ここから数年はそういった車の予想される顧客ターゲットは変わってくると思いますか?

 

Ken: Ahh...(prospective...?) I have no idea. Sorry.

えっと…すみませんわかりません。

 

Jay: Oh, okay.

あ、大丈夫です。

 

一見、ペラペラ上手に話せているようには見えますがおそらく自分が用意できているものを言っただけ

難しい表現を自ら使用しているため相手からの質問も硬いものになってしまい、その後の会話が続きませんでした。(わからない単語の意味を聞くことができなかったのも大きなマイナス点)

 

では次の会話。

会話2 JayとRyu

Jay: Hi, I'm Jay. Nice to meet you. 

Jayといいます、初めまして。

 

Ryu: Hi, I am Ryu! Nice to meet you, too.

Ryuです!初めまして。

 

Jay: What do you do, Ryu?

お仕事は)何されてるの、Ryu?

 

Ryu: What...I am eating lunch. No? What mean?

何って…ごはんを食べてる。違う?どういう意味?

 

Jay: No no, what is your job?

ちがうちがう、仕事はなに?

 

Ryu: Oh, I'm salary man.

ああ、サラリーマンです。

 

Jay: What..is it?

…なにそれ?

 

Ryu: ...?? Hmm... I work in car company in Aichi.

えっと…愛知県の車の会社で働いています。

 

Jay: Oh, that car company? Actually, I have been thinking to buy a new car. Do you have any suggestion?

ああ、あの会社?実は新しい車を買おうと考えていて。何か提案はある?

 

Ryu: Nice! There are new models. What kind you want?

いいね!新しいモデルあるよ。どんなのがいいの?

 

Jay: I would like to have a car which can be easy for my wife to drive.

うちの奥さんでも運転しやすいのがいいな。

 

Ryu: I think this compact car is good for you. (show one picture)

このコンパクトカーがいいと思うけど。

 

Jay: Oh, it looks nice! Lately, are compact cars more popular than luxury cars?

おお、いい感じ。最近は高級車よりコンパクトカーの方が人気なの?

 

Ryu: Yes because ... everyone don't have money.

そうだね、だって…みんなお金ないから。

 

Jay: Oh, you're right. Japanese economy is now in difficult situation.

ああ、確かに。日本の経済は今厳しいもんね。

 

Ryu: Yes.. But this car is really good for everyone! It's not expensive but it looks luxury! See??   

うん、でもこの車は誰にでも本当にいいよ!高くないのに高級に見える。でしょ??

 

Jay: Yeah, I agree with you.

うん、その通りだね。

 

Ryu: Save money and buy "REAL" luxury car next time!

お金を貯めて、次は「本物の」高級車を買ってよ。

 

Jay: I hope to do so! Haha. Anyway, it was nice meeting you, Ryu!

そうできたらいいな!笑 とにかく、会えてよかったよ、Ryu!

 

Ryu: Me, too, Jay!

こちらこそ、Jay!

 

いかがですか?

Ryuの語彙は中学レベルで用法も間違っていますが、会話が楽しく成立しています

「英語が話せる」のはどちらでしょうか。

ずばり、RYUです。

 

英語が話せるようになる第1ステップ

ココがポイント

  • 大きな声ではっきり話す
  • 間違いを恐れない
  • わからなかったら聞き返す

 

どこにでも書いてあるようなとってもシンプルな方法ですが、これができずに1歩を踏み出せないことがほとんど

ただ、日本人が思うほど、なにを間違えたって相手は気にしていません

外国人の中には「I can speak Japanese! コニチワ~!」くらいの人がいっぱいいるくらいですから。

 

ちなみに…

本当にちゃんと話せる人ほど「日本語お上手ですね」と言われて「(手をつけて)いやいや」と返します。

これは日本の「文化」ごと日本語を自分に取り込めている証拠ですね。

 

英語を話せるということは?


相手が何を言っているのかを聞き取る

内容について考える

自分の意見を言う、質問に答える

相手の意見を聞く

相手に質問をする

答えを聞き取る

自分の意見を言う

 

これが英語で話すということです。

聞き取れなければ聞き返せばいいし、教科書に出てくるような正しい文である必要はありません。

決して、「英語を話せる」というのは英語の文を上手に作って流暢な発音で発することではありません

キレイな英語の発音をする日本人が近くにいると自分の日本語英語は恥ずかしい…と臆する場合がありますが、そんな心配は全く無用

 

実は…

実際によーく見ていると、この人(日本人)キレイな発音だな~と思っていても、中にはほとんど意見を言わない人がいます。相槌はネイティブっぽいので一見会話が展開しているように見えますが実のところ深い話はできていません。(ちょっとプライドが邪魔をするのかな、と思うことがあります)

 

 

実際にあった話

高校生がオーストラリアに留学した時

生徒A(英語の発音がキレイで、学校の英語の成績も抜群)

生徒B(中学の時の英語のテストはすべて赤点、でも世界に興味を持ち出したところ)

先生:What do you think about this? これについてどう思う?

生徒A:I think I prefer this because....

生徒B:I don't understand... sorry... (悲しそうな顔)

先生:How did you enjoy our class?? 授業はどうだった?楽しめた?

生徒A:I really enjoyed your class and...

生徒B:I SUCCESS! サンキュー!(満面の笑み)

 

生徒Bに対しての方が、先生の反応や態度が良いのは明らかでした

実力はまだまだですが、恐れずに大きな声で感情を乗せて発言する姿勢には大きな可能性を感じます。また、その可能性や人間性を感じた相手も積極的に話してくれるようになります。

「伝わった!」ということがモチベーションにつながり、さらに英語力をつけるきっかけとなるのです。

ネイティブの環境にいた人以外は、最初はみんなここからのスタートになります

 

流暢に英語を話す将来の自分をイメージしながら、最初は思い切って間違いを恐れず話してみましょう!

 

まとめ

いかがでしたか?

実は私も中学のころから「教科の中で英語が一番得意」「英語のテストではまわりの誰にも負けない」という自負がありました。

そのためプライドが邪魔をしたのか、実際の場面では私の英語力は何の役にもたちませんでした。”Huh?"と聞き返されることもしばしば。

そして、ちゃんとした英語を自分の中で準備してもアウトプットしてさらに相手に伝わらなければ意味がないということを実感しました。

今はシンガポールに住んでいますが、シングリッシュも積極的に使ってみています!

もちろん、キレイな発音で流暢に英語で会話したい!という目標は大事ですがまずは「伝える」ことからですね。

 

 

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