海外旅行に行こう!と思った時にまず予約するのがフライト。特に長いフライトだとどの座席にするのかがとっても重要になってきます。
色々日本のサイトを見ていると、「長い国際線では通路側がおすすめ」と書いてあるものが多いのに気付きました。
はたして本当にそうなのか?
少し疑問に思ったので、国際線(主にエコノミー)の座席をどう選ぶかについて考えてみました!
この記事の目次
フライトの予約と座席指定
フライトの予約方法
- 直接航空会社から購入
- 旅行会社のサイトからオンラインで購入
- フライト+ホテルつきのツアーを旅行会社で予約
基本的にこの3つの方法でフライトを予約をすると思います。
直接航空会社から購入した場合
格安の特別チケットでない限り事前に座席指定ができることが多いメリットがあります。
旅行会社のサイトからオンラインで購入した場合
Expediaなどを通してフライトのみを購入した場合でも、直接購入した時と同様に事前に座席指定可能なことが多いです。
パッケージツアーなどの場合
事前に(もしくは直前まで)座席指定ができない場合があります。
フライト予約時に座席指定のページが出てこない場合もあります。
その際は、予約番号もしくはチケット番号で航空会社のホームページから確認してみてください。
また、座席指定に関して特別な希望がある場合などは事前に直接航空会社に電話などで相談されることをおすすめします。
LCCの場合は座席指定は基本的に有料です。
座席を選ぶ時の考え方【日本人と外国人の違い】
座席を選ぶ時、日本人と外国人ではちょっと考え方が異なるようです。おもしろい。
日本人の考え方
日本人は、世界一、
「通路側」を好む
隣に声をかけることができない人が多い
という調査結果があります。
その結果、迷惑をかけずにいつでも席を立てる通路側を好みます。半数以上が通路側を希望するのは、日本人だけだそうです。
座席を決める時、日本人の旅行者は「他の人に悪いから…」という理由で自分の席を選ぶことが本当に多いです。
外国の人の考え方
多くは、「窓からの景色を楽しみたい」という意見が多いよう。
あとは他人に話しかけることに対して日本人ほどストレスは感じていません。
実際に隣の人と会話をしたりして、仲良くなったりすることも多いです。
座席の配置
エコノミーの座席はだいたいこの配列です。■窓側席 ■通路側席
3-4-3の配列
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2-4-3の配列
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2-3-2の配列
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3-3-3の配列
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3-3の配列(Narrow Body)
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窓側、といっても3席の窓側なのか、2席の窓側なのかでかなり変わってきます。心配であれば事前に使用機材を確認しましょう!
メモ
座席の配置が確認できる便利なサイトです。
Seat Guru by Tripadvisor
https://www.seatguru.com/
窓側、通路側のメリットとデメリット
では、選ぶ際に考慮したいメリットとデメリットについて考えてみました。
窓側Window seatのメリット&デメリット
窓側のメリット
外の景色を楽しめる
壁にもたれることができる
自分のタイミング以外で席を立たなくてもよい
窓側のデメリット
トイレなどに行きづらい
棚の荷物が取りづらい
冷たい風があたることがある
フライトに慣れていなかったり、英語でコミュニケーションをとることに自信がない人は乗務員との距離が遠くなるのでちょっとストレスを感じる場合があります。ただ、乗務員側は慣れているのであまり気にしなくてもOK。
通路側aisle seatのメリット&デメリット
通路側のメリット
すぐに座席を立てる
疲れてきたらちょっと足を伸ばしたりできる(ストレッチ程度)
乗務員とのコミュニケーションが楽
通路側のデメリット
通路があわただしい
窓側の人が席を立つのに合わせて立つ必要がある
「自分が席を立つこと」ばかり考えすぎてしまっていませんか?
けっこう重要なのが「他人が席を立つこと」です。せっかくの貴重な睡眠をその都度妨げられることになってしまいます。
窓側VS通路側 選び方
私のまわりの人にアンケートをとってみました!
アンケート結果
実際に知り合い40人に聞いてみました!(20~40代の男女)
窓側派 62.5% 通路側派 37.5%
旅行好きの人が多いのですが、窓側派が多かったです。
(中には30カ国以上旅行したことがある人も何人かいます。)
窓側派の意見
- 壁を使って色んなスタイルで寝れる
- トイレは通路側の人が行ったタイミングで行っておく
- 前の日の睡眠を減らして機内でがっつり寝たい
通路側派の意見
- トイレが近いから(ビール+コーヒーはすぐ行きたくなる!)
- 若いときは窓側派だったけど…おばはんは通路側
- 深夜便はみんな寝ちゃって動きづらくなるから
- 景色はもういい
- 高所恐怖症だから
窓からの景色が見たいのと、長時間のフライトではけっこうまとめて睡眠をとれるタイプなので窓側が好みです。
長時間のフライトでは、窓からの景色がほとんど変わらないからあまりメリットはない、とサイトなどに書かれている場合もありますが、私はそうは思いません。
ポイント
たった数十分のことであっても、初めて訪れる土地を空から眺める時のわくわく感も味わいたいし、また「楽しかったなぁ」と帰るときに景色を見ながら余韻も楽しみたい!
ただ、この結果窓側がおすすめ!ということではありません。状況や自分の性格に合わせてできるだけ自分が快適に過ごせる方を選んでください。
窓側に座るときのポイント
窓側に座るときの不安のひとつとして棚からの荷物の出し入れがあると思いますが、しっかり準備していれば大丈夫!
乗り込む前に必ず荷物の整理をしましょう!
- 貴重品(財布・パスポート)
- スマートフォン
- 充電コード
- ペン
- 本
- リップクリームと目薬(乾燥するから)
- 機内で使いたい化粧水や保湿クリーム
- コンタクトレンズまたはメガネ
- 歯ブラシ(ついている場合もある)
特にペンは忘れがち。入国カードを書く時などに必要なので1本入れておいたほうが便利!
こういうものが必要な人もいますね。
- マスク
- アイマスク
- ヘッドフォンやイヤフォン
- スリッパ
- 耳栓
- ネックピロー
- スリッパ
- 靴下
- ブランケットや上着(機内は本当に寒いことが多いです)
一度座席に座ってから色々上の棚から取り出すことを考えると本当にめんどくさい!
私は席についてからいかに要領よく早く快適な空間をつくりあげるか、ということをいつも考えています。
まとめ
窓側か、通路側かは本当にあなた次第です。
メリットデメリットを考えて選びましょう。海外旅行はすでに始まっているとはいえ本番は着いてから!できるだけ機内ではリラックスして過ごしたいですね。