いよいよ出産当日。
胎盤の問題で38週に入るタイミングで帝王切開手術が決まっていた私。
マレーシアでは逆子などでなくても「経膣分娩が怖いから」という理由で帝王切開を選ぶ人もいるとローカルの同僚に聞きました。(日本とは考え方が全然違いますね)
日本に比べて無痛分娩も帝王切開もかなり浸透しているのでどのドクターも経験豊富。
もちろん手術自体に対して怖い気持ちはあれどマレーシアの医療については全く心配していませんでした。
では出産当日〜退院までについてです。
入院の持ち物リスト
まずは入院バッグを準備。
いつ何が起こるからないので、ギリギリまで使うもの以外は早めに詰めておきました。
- パスポート
- 母子手帳(紀伊國屋で購入)
- 必要書類(pre admissionの書類などが事前に渡される)
- 化粧水類
- シャンプー&ボディーソープ
- 歯ブラシセット
- 化粧ポーチ
- コンタクト&メガネ
※シャンプー類や歯ブラシはありましたがあんまり良いものではないと聞いていたので持参。
- パジャマ×2
- 靴下
- スリッパ(底がゴムのもの)
- 下着類
- タオル
- 退院時の服(自分)
- 退院時の服(赤ちゃん用)
- 長袖パーカー
※タオルもありましたが、ペランペランなので一応持参。
- ティッシュ&ウェットティッシュ
- Sanitary Pads
- Breast Pads
- Disposable Panty
- サランラップ
- 骨盤ベルト
- 授乳用まくら
※サランラップは、お風呂に入る時に帝王切開の傷をカバーするため。(ドクターからお薦めされました!)
- ペンケース
- 充電器類
- カメラ
基本的に普通分娩なら2泊、帝王切開でも3泊なのでそこまで大きな荷物になることはありませんでした。
結局シャワーを浴びれたのも1回だけ。(そこらじゅう痛いし眠いしでそれどころではなかった…)
出産当日(帝王切開)
14時から手術と決まっていたので、当日朝8時からは絶食するように言われていました。
AM 8:00 病院到着(admission)
AM 8:30 入院する病室へ(血圧測ったり、血液検査したりナースが出入りする)
〜空き時間〜
AM 11:00 手術着に着替え
〜空き時間〜
PM 1:00 ベッドごと手術室へ移動(夫も一緒に)
PM 1:30 麻酔 (座ったまま背中に3回注射される)夫は別部屋で着替え&待機
PM 2:00 夫入室&手術開始
PM 2:20 誕生!産声を上げる(赤ちゃんをすぐさま綺麗にしてくれ、写真撮影)
PM 2:30 夫と赤ちゃんは退室&手術続行
PM 3:00 1時間ぴったりで手術無事終了
PM 3:15 2時間ほどrecovery roomで様子を見られる
PM 5:30 病室に戻り、夫&赤ちゃんと再度ご対面
午前中はとにかく待ち時間が長く、ソワソワ。
ただ、手術が始まってからはあっという間でした。
もちろんお腹を切られる痛みとかはないものの、感覚はあるので変な感じ。
赤ちゃんを取り出す時には胃の方にかなりの圧をかけられ苦しかったですが、ポンっと軽くなりました。
生まれた瞬間、すぐに泣き声が聞こえてきたので本当にホッとしたのを覚えています。
その後の手術中はドクター達がスタバがどうのとか次の休みがどうのとかワイワイ楽しそうに話しながら作業をしているのを聞きながらボーッとしていたら終わりました。(吐き気ちょっとと頭痛ちょっと)
ちなみに日本みたいにリクエストとかはなかったものの、BGMはブルーノマーズやエドシーラン。センス◎
日本では夫の立ち会いがまだできないところも多いと聞いたので、一緒に最初の声を聞けたのが本当によかった。
出産後(入院3泊)
入院1日目&2日目
出産後、早速赤ちゃんと同室。
「Skin to Skinをするよ〜」と言われ訳がわからないまま母乳をあげる練習から。
(多分、日本で言うカンガルーケア?)
正直あまり記憶がありません。笑
個室にしたので夫も泊まれました。
2日目も夕方までは色々繋がれたままベッドから動けずでしたが、夕方には歩くリハビリ。
お腹切られたのに次の日に歩くとは…でも血栓などができないように必要なんですね。
入院中は基本は赤ちゃんと同室でと言われましたが、ナース室に預けることも可能。
痛み止めのせいなのかとにかく眠かったので、寝させてもらいました。
入院3日目&4日目(退院日)
とにかく寝る&赤ちゃんのお世話(母乳あげる)&ごはんの繰り返し。
3日目にはなんとかシャワーも。
ナースは母乳のあげ方は指導してくれました。(他は特に…)
4日目(退院日)赤ちゃんの最終検査をして、支払いの計算を待って、諸々手続きして終了。
どれに時間がかかったのか、病院の外に出られたのは夕方でした。待ち疲れた。
その後はそのまま産後ケアセンターに移動。
そこでの生活は産後ケアセンター編で。
病院食
とにかく残念だったのはごはん…
もちろん日本のお祝膳みたいなのは期待してないけど、ただの病人用の食事という感じでした。
一応3つから選べるようにはなってました。
朝ごはんに食パン3枚だけ出てきた時は流石にびっくり。
これじゃあ体力つかないよ…
まとめ
これが出産当日から退院までの流れです。
日本と違うところは、入院日数が少ないところ。
私自身は退院後すぐに産後ケアセンターに移ったのでしっかり休めましたが、このまま家に帰ってさあ育児!となったら大変かも。
1人目なのでなんの知識もないし、体も回復しないまま、という感じですね。
良かったことは、夫の立ち会いができたこと!
夫以外のゲストは病室にも呼べないとのことでしたが、夫が宿泊もしてくれたので安心でした。
海外での出産なんでみんなができることではないので、とっても良い経験になりました。
マレーシア就職について
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