前回の記事ではマレーシアでの産後ケアについてまとめました。
私は中国系の産後ケアセンターを利用しました。
結果から言うと…
本当に利用してよかった!
退院してからすぐはそこらじゅう体が痛く、痛み止めのせいかとにかく常に眠い状態で24時間の育児なんてとてもできる余裕はなかったと思います。
こちらは入院もたったの3泊ですしね。
つわりは軽かった私ですが、後陣痛には悩まされました。
ケアセンターでまずはゆっくり休み、徐々に色々できるようになり体も回復・心にも余裕ができました。
ということで、実際にどんな風にで過ごしていたのかをまとめてみました!
この記事の目次
産後ケアセンターの施設内と部屋
私が利用した施設は一見、普通の大きな一軒家。
中に利用者用の部屋が11部屋とリビング、babyルーム、マッサージルームなどがあります。
部屋
グレードによっていくつか部屋があり、広さももちろんですが、夫や家族が滞在可能かどうかも変わるようです。
上のお子さんと一緒に滞在しているお母さんもいました。
部屋に備え付けのもの
- 大きめの収納
- ベビーベッド(授乳クッションも)
- デスク
- テレビ(netflixやYouTubeが見れる)
洗濯や掃除、ベッドシーツの交換、ゴミの回収などは毎日ハウスキーパーさんが部屋を回ってやってくれます。
バスルーム
産褥期はタップウォーター(水道水)を使うのはNG
実際に同僚の友人が使って荒れた?痒くなった?ことがあるそうなので注意が必要です。
なので、毎朝お湯を用意してくれています。
また、シャワーではなくこちらのハーバルバスで。
私の部屋のグレードでは、2人でバスルーム共用でしたが全くトラブルはなかったです。
産後ケアセンターの食事
そして気になるのは食事。施設内のキッチンで作られたものが1日に5回部屋に運ばれてきます。
- 9時 朝食
- 12時半 昼食
- 15時半 おやつ
- 18時半 夕食
- 20時 夜食
朝食 Breakfast
割とガッツリめ!中華系の麺や、パスタ、ビーフンなどの麺類が多かったです。プラス、ハーブティーや東南アジアでは信頼度抜群のMILOがついてきます。
昼食 Lunch
昼食はお米、スープ、野菜、肉・魚、フルーツ。
割といつも同じようなメニューでちょっと最後の方は飽きてきたかなと思いましたが、フルーツが毎回ついてくるのはありがたかったです。
おやつ Afternoon Tea
1番楽しみにしていたおやつタイム。ケーキ、クッキー、饅頭など最もバラエティー豊かでした。
夕食 Dinner
お昼と同じような感じでお米、スープ、野菜、肉・魚。
赤ちゃんに栄養を送るためにもしっかり食べます。
夜食 Tonic Soup
夜食はビスケットとトニックスープ。
このトニックスープが薬みたいな味でちょっと苦手でしたが、体の中を綺麗にする作用があるから飲みなさいと言われ頑張って毎日飲みました。
自宅だとなんでも赤ちゃん優先になり、こんな栄養バランスを考えた食事を自分のために用意することはなかなかできないですよね。
私は特にめんどくさがりで適当にすませてしまっていたと思うので利用してなかったらきっと回復は遅かったでしょう。本当にありがたい。(ただちょっと飽きてきていたのでこっそりふりかけを持参)
1日どんな風に過ごしていた?
基本的には朝〜夜は部屋で赤ちゃんと過ごし、夜中はbabyルームに預けて寝させてもらっていました。
ナースとのやりとりはWhatsApp。
赤ちゃんを迎えに来て欲しい時やミルクを追加で欲しい時、おむつ替えが必要な時などメッセージを送ると来てくれます。
また、毎日体重と黄疸の数字を送ってくれるのもありがたかったです。
私自身は部屋で授乳・オムツ替え・寝かしつけ、の繰り返しをやっていました。
こんなに穏やかに新生児と過ごせるなんてなかなかないですよね。
自分が赤ちゃんとどのように過ごしたいかはしっかり伝えておこう
とりあえず授乳の時だけ連れてきてもらい、後は預かってほしい。夜中だけ預かってほしい。できるだけ一緒にいたい。ミルクはなるべく使わないようにしたい。など、自分の希望ははっきり伝えたほうがストレスなく過ごせます。
その他、含まれるもの(マッサージやニューボーンフォトなど)
産後マッサージ postnatal massage
産後ケアセンターで嬉しいのが産後マッサージが含まれていること。
私の利用した施設では90分×3回がパッケージに入っていました。
普通のオイルマッサージのような感じですが、産後ケアセンターなどを回っている専門の人のようです。
ニューボーンフォト&ファミリーフォト
普通にお願いすると案外良い値段がするのが写真。これも含まれていました!
施設に出張に来てくれるので広さにも余裕があるし、私たちは準備ができたと言われてからリビングに降りて行くだけなので楽ちん。
また、3人でファミリーフォトも撮ってもらって大満足です。
Breastfeeding Consultation
授乳コンサルタントによる指導。
資格を持ったこの道30年のベテランという人に来てもらい、指導を受けました。
しっかり教えてもらえるというのも産後ケアセンターの良さですね。
これ以外も沐浴やミルクのあげ方など、なんでも聞けばナースが教えてくれます。
その他にも有料にはなりますが、手形・足形を取ったり、ベビーマッサージの講座を受けたり、ということも可能。
全てセンターで手配してくれ、センターに来てくれるのでとても楽です。
まとめ 〜産後ケアセンター利用レポート〜
退院後の1週間は帝王切開の傷と後陣痛とやらの痛みで本当にしんどかったので、きつい時は無理せず昼間でもナースに預かってもらっていました。
たった3泊の入院で家に帰っていたとしたらと思うと…恐ろしいです。
初めてのことなので分からないことだらけですが、一つ一つゆっくり学ぶことができ体も回復。
大満足でした。
また、夫も仕事が忙しい時期が被ってしまったので私たちがこの施設を利用することで安心できたと思います。
空き時間や休みには施設に来てくれ、3人で穏やかに過ごすことができたのはとても貴重な時間でした。
さてここからは家族だけの生活がスタートします。
無理せず、利用できるものは利用しながら頑張りたいと思います!
マレーシア就職について
私はマレーシアの人材紹介会社で働いています。
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